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医古文の基礎 【略歴】

編著者略歴

劉振民(りゅう・しんみん)
 1935年江蘇省生まれ。1959年華東師範大学中文系卒。同年北京中医学院医古文教研室に入る。「文選」と「版本と校勘」を担当し、当時は講師。現在、北京中医薬大学教授。著書に『実践与探索』『中医師資格考試必読医古文』などがある。


周篤文(しゅう・とくぶん)
 1934年湖南省生まれ。1960年北京師範大学中文系卒。同年北京中医学院医古文教研室に入る。「目録学」と「工具書」を担当し、当時は教研室主任。現在、中国新聞学院教授。著書に『宋詞』『宋百家詞』『中外文化字典』などがある。

銭超塵(せん・ちょうじん)
 1936年湖北省生まれ。1961年、北京師範大学中文系卒。陸宗達教授に師事し、文字学・音韻学・訓詁学・考証学を学ぶ。1972年北京中医学院で「医古文」を講義する。「語法」と「古韻」を担当し、当時は講師。現在、北京中医薬大学教授。博士課程指導教授などを兼務する。著書に『黄帝内経太素研究』『内経語言研究』『傷寒論文献通考』などがある。

周一謀〔周貽謀〕(しゅう・いつぼう)
 1934年湖南省生まれ。1960年、北京師範大学中文系卒。「訓詁常識」と「古籍の語訳」を担当。現在、湖南中医学院教授。著書に『中国医学発展簡史』『偉大的医学家李時珍』『歴代名医論医徳』『馬王堆医書考注』などがある。

盛亦如(せい・えきじょ)
 1935年浙江省生まれ。1959年、華東師範大学中文系卒。中国中医研究院で中医文献研究に携わり、「常見虚詞」を担当。現在は北京中医薬大学教授。全国高等中医薬教育研究中心特約研究員を兼務する。共著に『中国医学史』『中医与中国文化』などがある。

段逸山(だん・いつざん)
 1940年上海市生まれ。1965年、復旦大学漢語言文学専業卒。高等中医薬院校教材『医古文』(人民衛生出版社)の主編。現在、上海中医薬大学教授。同大学図書館館長。医古文教研室主任。

趙輝賢(ちょう・きけん)
 高等中医薬院校教材『医古文』の副主編。漢字学を担当。

編訳者略歴

荒川緑(あらかわ・みどり)
 1958年生まれ。1986年、東洋鍼灸専門学校卒。日本内経医学会医古文講座講師。代表的論文に「『素問識』引用文の検討」があり、編著に『翻字本素問攷注』がある。

宮川浩也(みやかわ・こうや)
 1956年生まれ。1981年、東洋鍼灸専門学校卒。日本内経医学会会長。北里研究所東洋医学総合研究所医史学研究部客員研究員、大東文化大学人文科学研究所学外研究員。代表的論文に「『史記』扁鵲倉公列伝研究史」があり、編著に『素問・霊枢総索引』『翻字本素問攷注』などがある。