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写真でみる脳血管障害の針灸治療

著者略歴

石学敏教授略歴
1937年 生まれ
1962年 中医学院大学卒業
1965年 大学院卒業
1968年 1968年から4年間,アルジェリアにて医療活動に従事。
 この30年来, カナダ,ドイツ,イタリア,フランス,ミャンマー,ブルガリア等,数十カ国で数十回にわたり教育講演を行い,各国との共同研究にもたずさわっている。
1980年 天津中医学院第1付属医院副院長に就任
1985年 同医院院長に就任, 併せて大学院博士課程の指導教授となる。
 石学敏教授の専門は,針灸学と内科学である。天津中医学院第1付属医院は,中国七大重点医院の1つであり,とりわけ針灸部門においては全国一の実力と規模を有している。中国針灸臨床研究センターも同医院に設置されている。同医院は石学敏教授の指導のもとに針灸部には13の科が設置されており,中国でも最大規模の針灸臨床および基礎研究基地となっている。
 著 書 『針灸配穴』主要著者,1978年出版,『実用針灸学』主編, 1982年出版,『霊枢経証状と臨床』,『針灸治療急証手冊』
 近年の著書 『中国針灸臨証精要』,『中国針灸治療学』,『石学敏針灸医案』
 論 文 この28年来, 発表論文は30余篇におよぶ。また中風治療のために開発された中薬「脳血栓片」は,中国では中風患者の不可欠の薬とされている。「醒脳開竅法治療における実験研究」,「脳血栓に対する針灸治療の原理研究」,「針刺手法量学研究」,「脳に対する針刺作用の形態学研究」,「針灸による中風後遺症治療の研究」等の研究成果は,国家および関係研究部門から非常に高い評価をうけている。